酔拳

家族の思い

先週会社の常務が事故で他界し、昨日、今日と社葬が行われた。
訃報を聞いて、「ああ、私達みたいな思いをする家族が増えるのか・・」と思った。

常務は55歳。3人のお子さんをお持ちでいつか来るだろう娘さんの嫁入りを楽しみにしていたそうだ。告別式では常務の娘さんが見ているのも痛々しい位の様相だった。

・・・うちと似ているなぁと思った。
うちの父も56歳で3人娘の花嫁姿を見ることなく突然に亡くなった。
祖父母の肉親の死ももちろん悲しいけれど、父親の死の悲しみは異質だ。
「悲しい」という言葉だけでは表現できない喪失感・脱力感・無力感・・・

「もっとああすればよかった。こうしてあげればよかった」と後悔の念だけが残る。
私たちにはどうしようもない事だけれど、少なからず自分に罪悪感を感じてしまう。

きっとお子さん達も感じてしまうだろう。”花嫁姿を見せてあげられなくてごめんね”とか・・・

父が他界してから私は人を殺す映画やドラマに嫌悪感を覚えるようになった。
相方が北野武の映画が大好きだというけれど、私は大嫌いだ。
彼の作品は簡単に人が殺されていく。相方曰く「死を通してしか表現できないものもある」そうだ。でも違うと思う。「死」でしか表現できないものなら、作る必要なんかない。
「死」を表現や作品として軽々しく使って欲しくない。
そんなものでしかあらわせないなら、そんなものいらない

他人事でない「死」に直面したことのある人なら、そう思うのじゃないかしら。
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by hohohos | 2006-06-12 21:40 | そのほか | Comments(0)
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